【資格】そうだ、建設業経理士になろう。
【2021年1月12日更新】
こんにちは、tanachanです。
tanachanは今現在、3月の試験に向けて勉強している資格があります。
それは、
「建設業経理士」です。
なんだそれ?って思いますよね普通( ̄▽ ̄)
この資格はとても珍しい資格だと思います。
tanachanは4月から働く会社で、必要な資格でしたので現在勉強をしていますが、勉強をしていると、
もっと早く知っておけば…
って本当に思いました。
この資格が有れば、就職活動が有利に進むことは間違いなかったです。
この資格さえ有れば、雇われると言う形で一生食べていける可能性もありました。
一体どんな資格なのでしょうか??
今回はこの建設業経理士について、じっくり書いていきたいと思います。
1.建設業経理士とは
ここでは、建設業経理士が一体どのような資格なのかを説明していきます。
建設業経理検定試験を取り扱っている、
一般社団法人 建設業振興基金によれば下記のように説明されています。
建設業経理士検定試験は、登録経理試験の実施機関として国土交通大臣の登録を受け、本財団が実施する検定試験です。
建設業者が健全な発展を図るうえで、適正な経理と計数を行うことは必要不可欠である一方、建設業は受注産業であり会計処理に特殊な点が多いことから、財務・経理の担当者は高い専門性が求められます。その建設業経理に関する知識の向上を図ることを目的としています。中でも1級、2級合格者は、公共工事の入札可否の判断の資料となる経営事項審査の評価対象の1つになっています。建設業経理士(1・2級)と建設業経理事務士(1・2級)は共に経営事項審査の評価対象であり、名称が異なるだけで扱いは同じとなります。
なお、平成19年3月11日の試験以後の1・2級合格者は建設業経理士となり、それ以前の合格者は建設業経理事務士となります。
正直何言ってるのかチンプンカンプン(´Д` )
私から簡単に説明すると建設業経理士とは、
建設業界に特化した
会計処理のスペシャリスト
ということです。
建設業界の公認会計士、税理士といったイメージですね( ̄▽ ̄)
皆さんが知っている会社には必ず、経理の方が存在しています。これは建設業の会社とか関係なくです。
そして、会社の業績に間違いがないかと確認するのが会計士の役割になります。
答えはNO。
資格を持っていなければただの経理です。
経理処理をすると言う点ではこの資格はそんなに重要ではないかもしれません。
しかし、建設業の会計処理は基本的な商業簿記はもちろん、建設業の専門的な知識を持っていなければ出来ません。
例えば、「売掛金」を「完成工事未収入金」とするなど、建設業には独自の会計ルールがあります。
そのため、
業績に間違いがないかを確認する役割として、建設業界には建設業に特化した会計士的な存在が必要になります。
それが建設業経理士というわけです。
2.オススメ根拠
ここでは、そんな建設業経理士がなぜオススメの資格なのかを伝えたいと思います。
どうせ勉強するのであれば、とってどんなメリットがあるのかを知りたいですよね( ̄▽ ̄)
①建設業界の市場規模
一つ目に考えるべきポイントは建設業界の市場規模です。
建設業界の売り上げ規模は2019年度で約16.5兆円でした。
これは全136業界中21位にランクされており、業界市場規模ではかなり上位にあることが分かります。
また、国土交通省によれば
2020年度の建設投資は63兆1600億と見通しされていました。https://www.mlit.go.jp/index.html
建設投資とは、政府や民間がどれどけ建設業にお金を回すのかということ。
例えば、住宅などの建築や公共事業の土木などですね。( ̄▽ ̄)
つまり何が言いたいかというと、
ということ。
需要が大きいということは人が必要になります。
必然的に建設業経理士も必要になってくるわけです。
②皆が幸せになる資格
建設業経理士がオススメのポイント二つ目は、
皆が幸せになる資格はということです。
皆というのは、自分と会社と国と自治体です。
上記の1.建設業経理士とはにこのように書いております。
1級、2級合格者は、公共工事の入札可否の判断の資料となる経営事項審査の評価対象の1つになっています。
経営事項審査ってなに?(´Д` )
経営事項審査とは公共工事を請け負う建設業者が必ず受けないといけない審査です。
もし、あなたが一緒に仕事をするチームメンバーを選ぶとしたら、
信頼があって責任感があって、きちんと仕事をこなしてくれる人がいいですよね!
それと同じで街の自治体も工事を頼む時としたら、ちゃんとした会社に頼みたいんです!
公共工事に取り掛かったと思ったら、経営破綻しましたなんてことになったら最悪です。
だからこそ、まずは審査をします。
「技術力」「経営状況」「経営規模」これら等を数値化して格付けを行い、各会社を評価します。
この評価において、
建設業経理士が点数化され、加点されるのです!
したがって、公共工事を請け負う会社にとっては社内に建設業経理士が必要になるわけですね( ̄▽ ̄)
加点対象は以下の通りです。
建設業経理士一級を取ると、公認会計士と同等の扱いになります。
結論
3.合格難易度
ここでは、建設業経理検定試験がどのくらいの難易度なのか説明します。上記で述べたように、経営事項審査で加点されるのは2級からです。
1級については、正直難しいと思います。最長で5年は勉強する覚悟が必要です。
ですので、取得するのであれば2級がオススメです!
tanachanも現在勉強しているのは2級ですし( ̄▽ ̄)
2級
年度 受験者 合格者 合格率
平成27年上期 8300人 2559人 30.8%
平成27年下期 8302人 3193人 38.5%
平成28年上期 8343人 4241人 50.8%
平成28年下期 8196人 2781人 33.9%
平成29年上期 8616人 3206人 37.2%
平成29年下期 8709人 3895人 44.7%
古い数値で申し訳ありません( ̄▽ ̄)
上記のデータを見る限り、
2級の合格率は大体の40%前後ということが分かりますね。
すごい難関資格というわけでもないので、挑戦する資格としては抜群にいい塩梅です!
しかも、半年に一回開催していますので、しっかり勉強して挑むことができます。
4.建設業経理士テキスト
ここでは、勉強用テキストをご紹介します。
一冊で済ませたい方はこちら。
こちらは簿記についてある程度の知識がある方ならこれが一番だと思います!
私もこれを使って勉強をしています!
簿記の知識があまりないため、まんべんなく勉強をしたい方はこの2冊!
「よくわかる簿記シリーズ」はわかりやすいの一言です!この2冊が有れば合格率アップは間違いなし!
実力を伸ばしたい方はこちら!
過去問をやりまくれば、絶対合格できます!
5.まとめ
今回は建設業経理士について書いてみました。
なかなか魅力のある資格だと思いませんか?
もし建設業界に興味のある方や資格で食べていきたい方、経理の仕事をしてみたい方がいれば、
是非資格試験に挑戦してみて下さい!就職活動等で有利に働くこと間違いなしです!
勉強して役に立たないことなんて世の中にひとつもないですからね( ̄▽ ̄)
今回はここまで!最後まで読んで
それでは( ̄▽ ̄)/
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