全てが5巻に詰まってる。隠れた名作 『彼方のアストラ』感想
【2021年5月更新】
こんにちは、tanachanです。
今回は隠れた名作マンガを紹介します。
それがこちら。
篠原健太 作
『彼方のアストラ』
1.あらすじ
西暦2063年、「大自然の中、生徒だけで5日間を過ごす」という惑星キャンプの目的地である惑星マクパで、ケアード高校の生徒たちが遭難する。謎のワープにより宇宙空間に投げ出された生徒たちは、運良く宇宙船を発見して航行エネルギーは確保できたものの、食料などが3日分しかなく帰還不能…という絶望的状況に置かれる。
しかし、5012光年の彼方から母星まで「5つの星を渡って食料を補給していく方法」を考えだした主人公たちは、メンバー全員が協力しながら様々な苦難を乗り越えていく。
この作品は宇宙に遭難した、高校生9人が故郷の星に帰るために奮闘する物語です。
帰るために渡る5つの星で、死と隣り合わせの冒険を繰り返します。
なぜこんな目にあったのか。実は9人の中に刺客が曲がり込んでいたのだった。
なぜ見知らぬ9人がワープによって宇宙空間に投げ出されたのか。それを実行した刺客は誰なのか。
その9人の共通点は。
世界の陰謀は。
物語が展開するにつれ、
9人のそれぞれの過去が明かされる。
果たして、
9人は故郷の星に無事に帰ることができたのか。
2.感想・評価
最近みた漫画の中では格別に面白かったです。
伏線に次ぐ伏線のオンパレード。
絆、家族愛、ミステリ、シリアス、感動、裏切り、ギャグ。
これほどまでに凝縮された漫画は初めてです。
たったの5巻ですが、その5巻に全てが凝縮されていました。
正直、私はSF系のアニメや物語は好きではありません。
ですがこの作品は、SFとか関係なく、
いつの間にかストーリーに引き込まれていました。
私が知らないだけかもしれませんが、なぜこんなに作品が有名になっていないのかが、不思議で仕方ありません。
読んでいる途中で気づきましたが、
この作品の作者は、週刊少年ジャンプで掲載してた。『SKET DANCE』(スケットダンス)の作者さんでした。
それは好きに決まってますよね。
私はスケットダンスが好きで子供の頃にお小遣いで漫画を全巻揃えてましたし。
スケットダンスを知っている方ならわかると思いますが、篠原健太さんはギャグ多めの中に、しっかりとしたシリアスシーンを持ってきます。
ですので、
今回紹介している『彼方のアストラ』もギャグ多めで読みやすいですし、物語展開がしっかりしているので、絶対オススメです!!
3.まとめ
今回は隠れた名作『彼方のアストラ』を紹介致しました。
たった5巻、されど5巻。
SF系が苦手な方でも面白く読めると思います!
ぜひ読んでみてください。
今回はここまで。
読んでいただきありがとうございました!
それでは( ̄▽ ̄)/